竹林の音

亀山さん(仮名)が小学生だった頃、いつも通っている通学路の途中には竹林があった。 竹林、と言っても、人の手が入ってきちんと管理...

地下道

その日、高校生の小柴さんは学校の委員会の仕事で、いつもよりちょっとだけ帰りが遅くなっていた。 遅い時間、と言っても、夜の7時位...

追跡雲

高校の夏休みの時の話だ。 学校に行く用事があったその日、自転車で学校へと向かっていた。 朝から雲ひとつない良い天気で、ど...

冷たい所

小学校の夏休みの、とある日のことだった。 朝から雲ひとつない天気で、とても暑い日だったのを覚えている。 休みの間開放され...

いない日

新本さん(仮名)の地元は、某県の山間にある小さな町である。 自然豊か、というか、はっきり言って自然しかないような所であり、町の...

川原の石

小雨の降る、夏の夕方の事だった。 買い物に出た帰り道、右手に傘、左手に買い物袋を持って河原の土手道を歩いていると、何かの音が耳...

隙間から

ある日の朝、通勤の電車から降りた途端、腹がぐるぐる言い始めた。そして同時に襲い来る、抑えきれない衝動。ぶっちゃけて言うと、便意。激し...

Tシャツの染み

自分がまだ高校生だった頃、夏休みの、とある日の事だ。 夕方、自宅への帰り道を、一人で歩いていた。 場所は近所の住宅街、そ...

対処法

若い時分から、関谷さん(仮名)は偏頭痛持ちだった。 特に前触れはなく、あるとき不意にこめかみのあたりがズキズキと痛み出すのであ...

コツンコツン

程よい田舎在住だった子供の頃、二階の自室の窓には、夜ともなると様々なもの達が訪れた。 カーテンを閉めていても、僅かに漏れる明か...

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